人物紹介
第2回 株式会社名取解体興業 代表取締役 名取正樹社長
| 将来、家の屋根を茅葺にして囲炉裏でつまみを焼きつつ一杯やりたい、と話すのが今回ご登場いただく株式会社名取解体興業代表取締役の名取正樹社長。 ◇萬世リサイクルシステムズとの繋がり 弊社営業マンが営業廻りで社長と知りったことをきっかけに、一昨年5月より弊社に木材をご搬入いただいている。 ◇株式会社名取解体興業 同社は横浜市旭区に営業所を構え、解体工事、斫り・毀し工事、ビシャン仕上げ工事を行っている会社。 |
![]() 代表取締役 名取正樹社長 |
| 「解体現場で発生する廃棄物の分別を徹底して行い現場から運び出す、それが当たり前。」これが同社の考え方。建設リサイクル法では一定規模以上の建設工事において、受注者に対し分別解体を行うことが義務づけられているが、中間処理場の現場を見れば分かるように建設廃棄物の混合廃棄物の量はまだまだ多い。名取社長も解体業界の分別についての意識は低すぎると感じている。同社は分別を徹底して行い、解体材の8.6割をリサイクルに回すように心がけている。 |
弊社への搬入車両。ぴかぴか! |
一気に重機で壊すのではなく、手作業を多く用いて分別解体すると、解体作業中の現場が格段にきれいになり、近隣や施主様に対しての配慮を形にしてみせることができる。解体作業は建設の最初の工程であり、そこで近隣に悪い印象を与えると後々作業が円滑にいかなくなることが多い為、現場監督さんや施主様から大変好評をいただいている。 また、埃や騒音といったマイナスイメージがつきまとう業であるからこそ、職人自身の身だしなみに始まり、作業に使う車や重機等仕事に関わるものはすべて常にきれいにするよう社員に徹底している。 |
| ◇あるRC造一戸建ての解体の例 あるRC造一戸建ての解体をしていた時、電柱の陰からその様子をそっと見ている人がいた。その前の年に夫を亡くされた施主様だった。その光景を見た時から、解体も心ある解体をしようと決めたという。 ‘心’を大事にすることは思いの入った‘物’を大事にするということ。リサイクルとは‘物’を大事にすること。心ある解体とリサイクルの基本である分別は相通じるのだ。分別解体を徹底しようとすると様々な判断要素が多く、なかなか奥が深いという。これからのリサイクル社会には解体にも職人が必要なのかもしれない。 |
| ◇ビシャン仕上げ 同社の行うビシャン仕上げは写真のようなもの。コンクリートの駐車場等に仕上げることでデザイン的なアクセントになる。ご興味がある方、ご連絡お待ちしております! |
ビシャン仕上げ |
| <編集後記> 先日容器包装リサイクル法の、容器包装プラスチックの市町村指定保管施設へ見学へいってきた。現場ではなにやらもったいないことが起きていた。家庭からプラスチックを出す時に使うゴミ袋が、スーパー等でもらったレジ袋ならいいのだが、スーパーで買った何も印字がない袋だと選別工場ではじかなければならず、再資源化にまわらないというのだ。理屈は分かる。商品を入れる「容器」および商品を包む「包装」に対して特定事業者と呼ばれるプラ容器及び食品製造メーカーが費用を負担しているのだから。であれば、国あるいは市町村から商品関係以外の混入分の費用を出してもらう等して資源化できるものはできるだけリサイクルに回せないか。リサイクル産業はアイディア産業でもある。足元だけでなく、日本の、地球の資源という視点を忘れまい。 |
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